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滋賀県大津市

167石山寺本堂

国宝国宝

文化庁の解説

石山寺本堂 一棟

石山寺の創立は古く、造東大寺司(東大寺造営を司る長官)の下部組織である石山院所によって整備された。本堂は天平宝字五年から六年(七六一~七六二)にかけて拡張され、桁行七丈、梁間四丈となった。その後承暦二年(一〇七八)に焼失、永長元年(一〇九六)に再建された。これが現在の本堂であるが、その規模は天平宝字当時のものとほぼ等しい。本堂の前には一間通りの相の間をへだてて礼堂がある。相の間と礼堂も、現在とほぼ同様の規模のものが古くから存在していたが、現在の建築は慶長七年(一六〇二)に建て替えられたものである。

本堂は桁行七間、梁間四間、寄棟造で、組物は平三斗の比較的簡単なもので、せいの高い斗など、平安時代の特徴を表し、全体に木割太く、堂々とした感がある。礼堂は桁行九間、梁間四間で、地形によって高い懸造となっている。また屋根は寄棟造であるが、本堂との間には、棟を前後にした相の間の屋根をかけ、その前後が礼堂の棟をこえて破風をつくっているなど、外観に変化が与えられている。

【引用文献】

『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)

出典:文化庁 国指定文化財等データベース(CC BY 4.0)

種別
国宝
時代
平安
分類
近世以前・寺院
所在地
滋賀県大津市石山寺
最寄り駅
石山寺駅から約790m(歩いて13分ほど)
指定・登録
1952年11月22日

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