巡りの手帳 建築家のテーマ
片山東熊を訪ねる建築家の作品をめぐる手帳
片山東熊(1854〜1917)は、宮廷建築を手がけた建築家です。山口県の萩に生まれ、辰野金吾と同じ工部大学校の第1回卒業生でした。宮内省に勤め、皇室のための建物や帝国博物館を、本格的な西洋の様式で設計しました。
6件のうち、文化施設が5件、レトロ建築が1件です。すべて明治時代の建物です。国宝が1件、重要文化財が4件含まれています。5都道府県にまたがっています。
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現地で見るポイント
- 左右対称の構え、正面中央の飾り、柱の並び。ヨーロッパの宮殿建築の作法がそのまま使われています。
- 奈良と京都の旧帝国博物館は、古都の真ん中に建つ西洋館。周りの寺社との対比が見どころです。
- 鳥取の仁風閣は白い木造の洋館。皇太子(のちの大正天皇)の山陰行啓の宿舎として建てられました。
このテーマの文化財
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01
旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)
国宝明治 近代・住居 東京都港区
旧東宮御所は,皇太子明宮嘉仁親王,のちの大正天皇のための御住居として明治42年に建設された宮殿建築である。明治期におけるわが国最大の記念建築であり,本格的な西欧の建築様式を採用…
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02
旧帝国京都博物館
重文明治 近代・文化施設 京都府京都市
現在の京都国立博物館旧館がこの建物で、明治二十八年完成し、同三十年開館された。煉瓦造一階建、外壁の要所に石を用い、正面中央には大きな妻飾りをもつ玄関を設け、すぐれた意匠になる…
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03
旧帝国奈良博物館本館
重文明治 近代・文化施設 奈良県奈良市
奈良公園内に建つ奈良国立博物館が、この建物で、煉瓦造石貼りになる。明治二十七年竣工し、同二十八年開館された。内部は簡素な意匠ながら、外観は装飾的である。この建築は構造および計画…
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04
仁風閣
重文明治 近代・文化施設 鳥取県鳥取市
大正天皇(当時皇太子)の山陰行啓に際し、当地の宿舎として旧鳥取藩主池田氏が城跡に建てたもので、片山東熊の設計と伝える。ルネッサンス様式を基調とした木造二階建で、飾り破風の扱いな…
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05
表慶館
重文明治 近代・文化施設 東京都台東区
大正天皇の御成婚(明治三十三年)を記念して計画された奉献美術館で、片山東熊の設計指導になる。石及びレンガ造、二階建で、ネオ・バロックの様式をもつ。円形と長方形を組合わせた平面の…
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06
神宮徴古館
登録明治 建築物 三重県伊勢市
神宮の歴史資料を収集展示する目的で建てられた。設計は片山東熊・高山幸次郎で,煉瓦造に石貼仕上げとする端正な意匠の建物。平面は,中央ホ-ルとその奥の貴賓室,左右の翼屋を廊で繋ぐ構…
続きの話
- 10年をかけた東宮御所1件 巡ると読めます
- 「ぜいたくすぎる」のひとこと3件 巡ると読めます
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