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奈良県奈良市

122海竜王寺五重小塔

国宝国宝

文化庁の解説

海竜王寺五重小塔 一基

この塔はもと海竜王寺西金堂内に安置されていたもので、三手先ではあるが完成された形式でない組物の制度、軒廻り、天井などは薬師寺東塔(三重塔、国宝)とよく似ており、奈良時代前期の様式をよく保存している。明治四十年修理を施し、失われていた相輪と下の台座とを補った。なお塔内には、箱入りの紙本朱書法華経二巻が安置されていた。また塔の尾垂木、地垂木、飛檐垂木の各木口には飾金具が打ちつけてあって、飛檐垂木金物二箇を残している。この塔は小塔ではあるが外観は正規の建築的手法になるので、奈良時代前期の様式がよく表されている。しかも保存がよいので、当時の建築的手法を知る上にも貴重な資料ということができる。

【引用文献】

『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)

出典:文化庁 国指定文化財等データベース(CC BY 4.0)

種別
国宝
時代
奈良
分類
近世以前・寺院
所在地
奈良県奈良市法華寺町
最寄り駅
新大宮駅から約940m(歩いて16分ほど)
指定・登録
1951年6月9日

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