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熊本県人吉市

25岩屋熊野座神社

重文重要文化財

文化庁の解説

岩屋熊野座神社は,人吉城の南方に位置している。鎌倉時代以前に草創されたと考えられる。社地の西端に鳥居を構え,長い参道が続き,境内は前面に広場を取って拝殿と覆屋が建っている。

本殿三棟は,いずれも一間社流見世棚造の小型の社殿で,覆屋内部に並んでいる。中央殿と左殿は,構造手法や様式から見て天正年間の建立と推定される。右殿は,拝殿や覆屋などとともに,享保12年(1727)の建立と考えられる。鳥居は石造の両部鳥居で,元禄14年(1701)の建立である。

岩屋熊野座神社は,三棟の本殿を覆屋内におさめた独特の構成になり,これを中心に社殿がまとまって残り,高い価値がある。

とくに本殿の細部は地方的特色を強くあらわし,九州地方における中世に遡る神社本殿の意匠,技法を知る上で,貴重である。

出典:文化庁 国指定文化財等データベース(CC BY 4.0)

種別
重要文化財
時代
江戸
分類
近世以前・神社
所在地
熊本県人吉市東間上町
最寄り駅
川村駅から約2,730m(歩いて45分ほど)
指定・登録
2002年12月26日

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